AAA DOME TOUR 2017 -WAY OF GLORY-

AAA DOME TOUR 2017 -WAY OF GLORY- Works|orange collar

日付 2017年9月14日 現場担当 T2オペレーター、施工
場所 東京 /東京ドーム 使用機材 T2、disguise/d3、Kinesys
概要
弊社が所有している機材がdisguise/d3のホームページで紹介されました。→ disguise
AAA DOME TOUR 2017 -WAY OF GLORY-で使われたKinesysとd3のシンクをコンサートで使用することは
日本国内で実例が無い試みでした。

kinesysとは機構システムの名称です。
LEDの画面を取り付けたり、照明、電飾等を取り付けることができます。
kinesysのモーターを使い、取り付けたLED画面などを上下左右に移動させたり、チルト(回転)させることができます。
またkinesysの可動はkinesysy専用のオペレーション卓からの信号により位置情報管理されています。
AAA、ゆずのツアー演出ではkinesysの画面可動演出に加え、位置情報を駆使した映像演出も実現させました。
どちらの製造メーカーもイギリスの会社でしたので本社と直接連絡を取り合い演出を成功させました。
この機構システムにLED画面を取り付け、大型可動式LEDとしてパフォーマンスしました。

kinesysについたLED画面の種類は、短冊状に 分かれた左右計6枚の画面(上記配置図:黄色)と
吊られた状態で横一文字配置されているもの、(配置図:青)の2種類があります。
横一文字の画面は3つのパーツからなり、3分割の 動きは上下の可動の他に回転も可能です。
(上図参照)

短冊状のLEDは左右可動、吊られているLEDは昇降、回転することができKinesysの
動きはコントロールブースから制御信号をもとに可動します。
(上図参照)

制御信号をd3(メディアサーバー)にも入力します。Kinesysの位置情報を制御信号から読み取り、
d3内の3D空間でリアルタイムシミュレーションされます。
シミュレートされた映像は観客席からの視野角を計算したもので、LEDビジョンが動いたり、回転したりしても、
制御信号の位置情報を受けて正面から引きで見ると、一枚の繋がった映像背景として成立する演出をしました。
(上図参照)

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